洗面台選びって、正直キッチンやお風呂ほど力を入れていない方も多いのではないでしょうか。私もそうでした。
我が家では「キッチンにお金をかける」と夫婦で事前に決めていたので、洗面台はハウスメーカーの標準仕様から選ぶ方針にしました。それでも色だけは妥協したくなくて、ショールームでかなり時間をかけて選びました。
この記事では、私の体験をもとに、洗面台・洗面所の選び方と費用相場、そして見落としがちなポイントをお伝えします。
注文住宅の洗面台、主要メーカーと費用相場
まずは主要メーカーと価格帯の目安を整理します。
| メーカー | 主なシリーズ | 価格帯(本体) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| タカラスタンダード | エリシオ、ファミーユ | 15〜40万円 | ホーロー素材・色の種類が豊富 |
| LIXIL | ルミシス、ピアラ | 10〜50万円 | デザイン性が高く洗練された外観 |
| TOTO | オクターブ、サクア | 15〜45万円 | 清掃性・機能性の高さ |
| パナソニック | シーライン、ウツクシーズ | 15〜50万円 | 収納力とスマートなデザイン |
| クリナップ | BGシリーズ、Rシリーズ | 10〜30万円 | コスパが高く機能充実 |
工事費込みの総額は、一般的に本体価格+5〜10万円程度が目安です。ただし洗面所のリフォームや間取り変更を伴う場合はさらに費用がかかります。
選択肢として、アイカ工業も外せません。スマートサニタリーは、おしゃれでSNS映えが非常によく、近年のモデルハウスではどこも採用しているものです。ここもチェックしておきましょう。
私が選んだのはタカラスタンダード「エリシオ」
我が家のハウスメーカーの標準仕様はタカラスタンダードのエリシオでした。標準内で選べるということもあり、追加費用をかけずに済んだのは助かりました。
もともと「キッチンにこだわる、そのほかはコストを抑える」という方針を夫婦で事前に話し合っていたので、洗面台は標準仕様の中からベストを選ぶスタンスで臨みました。この「予算の使い道を夫婦で合意しておく」ことは、打ち合わせをスムーズにするうえでとても大切だと感じています。
エリシオを選んで特に気に入ったのが色の豊富さです。タカラスタンダードはアイカ工業の面材を採用しており、カラーバリエーションが非常に多く、洗面所のイメージを大きく変えることができます。標準仕様の中でもここまで選べるのかと驚きました。
我が家ではホワイト系の落ち着いたカラーを選びましたが、ショールームでは実際のサンプルをかなりじっくり見比べながら決めました。
洗面台選びで確認すべきポイント
1. ボウルのサイズと形状
洗面ボウルは大きいほど使いやすいですが、洗面台の幅との兼ね合いがあります。一般的な幅は750mm・900mm・1200mmの3サイズ展開が多く、家族の人数や洗面所の広さに合わせて選びます。
また、ボウルの深さも重要です。浅いと水が飛び散りやすく、深すぎると子どもが使いにくい面があります。実際にショールームで手を洗ってみて感触を確認するのがおすすめです。
2. 収納量と使い勝手
洗面台まわりは歯ブラシ・洗顔料・ドライヤー・タオルなど物が集中する場所です。扉裏の収納・引き出し収納・鏡裏収納の使い勝手を実際に確認しましょう。
特に鏡裏収納は「深さ」がメーカーや商品によって異なります。シャンプーや化粧品の瓶が入るかどうか、ショールームで実物を確認することをおすすめします。
3. 水栓の種類
水栓には「シングルレバー混合水栓」「自動水栓(センサー式)」「ハンドシャワー付き」などの種類があります。
ハンドシャワー付きは、洗面ボウルの掃除や子どもの頭を洗うときに便利ですが、オプション扱いになることが多いです。標準仕様に含まれているかどうか、あらかじめ確認しておきましょう。
4. 照明の明るさと色温度
洗面台の照明は、鏡の見え方に直結します。電球色(温かみのある光)は雰囲気は良いですが、化粧や髭剃りには昼白色の方が適しています。
調光・調色できるタイプにすれば両方に対応できますが、こちらもオプション扱いになることが多いので、標準仕様の照明を確認しておきましょう。
5. 床・壁との組み合わせ
洗面台のカラーは、床材・壁紙との組み合わせで印象が大きく変わります。ショールームの展示は単体で見ることが多いので、自宅の床・壁のサンプルを持参して合わせてみると失敗を防げます。
ショールームで必ず聞くべきこと
私が経験して一番大切だと感じたのが、「オプションについて積極的に尋ねること」です。
ショールームの担当者は、標準仕様の説明はしてくれますが、オプションについては聞かないと教えてくれないことがほとんどです。「これはオプションで追加できますか?」「追加費用はいくらですか?」と積極的に質問しないと、後から「そんな選択肢があったの?」と後悔することになります。
具体的に確認しておきたい主なオプション:
- ハンドシャワー付き水栓への変更
- 鏡のサイズアップ・三面鏡への変更
- 照明の調光・調色対応
- 収納キャビネットの追加
- タオル掛け・コンセント位置の変更
- カラー・面材のアップグレード
これらは数千円〜数万円の追加で対応できるものも多いので、後悔してからリフォームするよりはるかに安く済みます。新築打ち合わせのうちに確認しておきましょう。
洗面所の広さと間取りで気をつけること
洗面台本体だけでなく、洗面所全体の広さや使い勝手も重要です。
目安は1.5畳、できれば2〜3畳
洗面所は洗濯機置き場と兼ねることが多く、最低1.5畳(約2.5㎡)は必要です。着替えもする場合や家族が多い場合は2畳以上確保できると快適です。
洗濯機の位置と動線
洗面台と洗濯機の位置関係によって、毎日の家事動線が変わります。洗濯→干す→たたむ→しまうという流れを意識して、洗面所・脱衣所・収納の配置を検討しましょう。
脱衣所と洗面所を分けるかどうか
近年、洗面所と脱衣所を分ける間取りが増えています。来客が洗面所を使う際にも脱衣スペースを見られずに済むため、プライバシー面で優れています。ただし面積が必要なので、限られた坪数の中でどう配分するかは慎重に検討が必要です。
予算の使い方:こだわる場所・抑える場所を決めておく
我が家では「キッチンにこだわる、洗面台は標準で十分」と決めていました。この事前の優先順位付けが、打ち合わせをスムーズにするうえで非常に効果的でした。
注文住宅では、キッチン・お風呂・洗面台・トイレ・床材・壁紙・照明……とあらゆる場所でお金をかけようと思えばいくらでもかけられます。逆に全部を標準仕様にすると「なんだか味気ない」と感じることも。
夫婦でそれぞれ「ここだけは譲れない」「ここは標準でいい」をリスト化しておくと、打ち合わせ中の意思決定が格段に早くなります。特に、夫婦間で優先順位が食い違うことは珍しくないので、打ち合わせが始まる前に十分に話し合っておくことをおすすめします。
まとめ:洗面台は「標準+オプション確認」が賢い選択
洗面台は毎日使う場所ですが、キッチンやお風呂ほど費用をかけなくても、十分に満足できる製品が標準仕様の中に揃っています。
私自身、タカラスタンダードのエリシオを標準仕様で選びましたが、色のバリエーションの豊富さには驚きましたし、毎日使っていて不満はありません。
一方で、ショールームでオプションを積極的に確認しなかったことで「実は追加できたのか」と後から気づくこともありました。気になる機能や仕様は、担当者に積極的に質問するのが後悔しない選び方の基本です。
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